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2007年12月16日 (日)

筋肉をつければ本当に痛みは軽減されるの?

整形外科医でも、いまだにそういうことをいう方がおられる。

一例を挙げれば、すごい筋肉がついていると思われるスピードスケートの清水選手がなぜ腰痛に悩まされているのか。どこまで筋肉をつけたら治るの?

この迷信を信じている人はまだまだ多い。私を救ってくださった整形外科医&心療内科医の先生は筋骨格系の痛みの殆どは体の電気回路の不具合だとおっしゃている。世界の医学文献を元に生理学からみた理論展開を行っておられる。

今は、腰痛や膝痛など筋骨格系の痛みはヘルニアや骨の歪みや筋肉がついていないこととは全く関係がないと実感している。

特に慢性的な痛みは、痛みの現場と脳の関係の電気信号の悪循環だと理論的にも納得できる。

もう、そろそろこのような迷信を捨てる時代になっている。ただ、筋肉の緊張を和らげることは大事なのでストレッチ、ヨガなどは効果的だと思います。


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