気温の平年値が変わっています
もう一つ気象の話題です。
気温の平年値が5月18日から変わっています。今年は平年値を更新する年にあたっており、5月17日までは1971~2000年の観測値による平年値が使用されていましたが、昨日からは1981~2010年の観測値による新しい平年値が使われています。(平年値は30年間の平均値です)平年値は10年毎に更新されます。
京都を例にとると1月の平年値は更新前と変わっていません。(意外です)±0℃です。これは私の見解を言いますと、冬日(最低気温0℃未満)は減っているのですが、最高気温が少し下がっているのではないかと思います。日中、曇や雪の日が多いのです。夜は雲が多くて逆に気温が下がらない傾向です。これで相殺されて変化なかったと思います。しかし、夏は7、8月を中心にものすごく気温高くなっています。このため年平均では、この10年間相当上がっています。
全国的には気象庁は「新平年値では旧平年値と比べ、気温は全国的に高くなっています。冬の降雪量は日本海側の多くの地点で減少しています。」と書いています。やはり、温暖化しているのは間違いないようです。ただ私は二酸化炭素だけを悪玉にしているのには疑問を感じます。他に要因がある可能性はあると思います。気温が高くなっている要因を多角的に検証していく時代になって来たのではないでしょうか。
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