日本最大のミステリーゾーン 深泥池
撮影を開始した頃から雨がポツリポツリと降ってきました。
京都以外の人でも深泥池(みどろがいけ)の名前は知っておられる方が多いと思いますが。ある意味、日本最大のミステリーゾーンと言っても過言ではないでしょう。
深泥池は氷河期からの生き残りとされる生物と温暖地に生息する生物が共存しており、学術的にも貴重な池です。1927年に、植物群落が「深泥池水生植物群」として国の天然記念物に指定され、その後、1988年には「深泥池生物群集」として生物群集全体に対象が広げられている。
ミツガシワやホロムイソウのような寒冷地に分布する植物や、ジュンサイのような各地に自生するような植物、タヌキモやモウセンゴケのような食虫植物、ヌマガヤやイヌノハナゴケといった高層湿原の構成種など、様々な植物が共存しているという不思議な池である。
また、スジエビ、ヨシノボリ、クサガメ、ニホンイシガメなどといった動物も生息している。このほか、日本に分布する約200種のトンボのうち約50種が生息しているという。1930年に日本で初めてミズグモが発見された場所でもあり、本州以南で数少ない生息地の一つでもある。ただ、現在では外来種により、生態系も崩れかけていると聞いている。
そして、日本の三大心霊スポットとしても挙げられているようです。タクシー怪談の起源として知られている次のような話もあります。「深夜にタクシーが、京都大学付属病院から髪の毛が肩ぐらいまでの女性を乗せ、行き先を聞くと深泥池と告げられます。間もなく到着という時、ふと後ろを見ると女性客の姿が消えていました。警察を呼び周辺を探したのですが、誰も見つかりませんでした。事件当夜京大病院でこの池の近くに住む女性が亡くなっていたことが後で判明しました。」この出来事は1965年7月15日付けの京都新聞の記事にもなったことで知られており他にも色々、いわくのある池です。
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